第2次国立公園シリーズ

第2次国立公園シリーズ



国立公園の美しさを映す切手:
第2次国立公園シリーズの魅力



日本の豊かな自然を小さなイメージの中に閉じ込めた、第2次国立公園シリーズ。1962年から1974年までの長きにわたり発行されたこれらの記念切手は、美しい国立公園の風景を私たちに届けてくれました。額面も5円から始まり、7円、10円、15円、そして20円と、当時の様々な郵便料金に対応していました。

シリーズの初期、富士箱根伊豆国立公園と日光国立公園が発行された際には、それぞれの公園に対して4種類の異なる額面の切手が発行されました。しかし、その後は、葉書と封書という主要な郵便物に合わせた2種類の額面での発行へと変わっていきます。

この発行枚数の違いは、切手収集家にとっては異なる意味合いを持ちます。多くのコレクターは、1つのテーマに対してより多くの種類の切手が存在する方を好む傾向にあります。なぜなら、種類が多いほどコレクションとしての多様性が増し、それぞれのデザインや色合いを比較するという楽しみが生まれるからです。
初期の4種類発行の国立公園シリーズは、その収集の難しさも相まって、コレクターにとってより魅力的な収集対象となっているのです。






十和田八幡平 7円 金沢中央櫛なし印57年
十和田八幡平 7円 金沢中央櫛なし印57年 1968年9月16日 発行 発行枚数 1500万枚 発行後14年経った、普通の使用済みでしたが 額面より高い金額で落札されています。
中部山岳 10円穂高岳縦ペア 長野中央和欧文機械印
中部山岳 10円穂高岳縦ペア 長野中央和欧文機械印 1972年8月10日 発行 発行枚数 3200万枚 長野中央和欧文機械印のコレクション 額面金額の3倍で出品しています。 未使用切手より高い評価です。
西海15円 縦ペア 盛岡56年櫛形印
西海15円 縦ペア 盛岡56年櫛形印 1971年6月26日発行 発行枚数 2800万枚 発行から10年後の使用済みですが、 額面金額で落札されています。 額面が低い分、 使用済みでも額面額の落札金額を確保出来ています。
1965年 知床・羅臼湖畔と羅臼岳 豊平唐草機械印
1965年 知床・羅臼湖畔と羅臼岳 豊平唐草機械印 1965年11月15日発行 知床国立公園 10円切手 発行枚数2500万枚 きれいな機械印のコレクションです。
石廊崎・蓑掛岩 5円
石廊崎・蓑掛岩 5円 第2次国立公園切手 富士箱根伊豆国立公園 1962年1月16日発行 発行枚数 800万枚 カタログ評価は、芦ノ湖と富士と同じ100円です。 額面の20倍です。 第2次国立公園切手では、数少ないプレミア切手
芦ノ湖と富士 5円
芦ノ湖と富士 5円 第2次国立公園切手 富士箱根伊豆国立公園 1962年1月16日 発行 発行枚数 800万枚 カタログ評価は、100円と額面の20倍の評価です。 第2次国立公園切手の大半はカタログ評価は低く、 富士箱根伊
小笠原国立公園 機械印
小笠原国立公園 機械印 1973年6月26日発行 父島列島の南島サンゴ礁 発行枚数3200万枚 未使用のカタログ評価は40円、使用済み30円 消印の状態が良ければ100円を超える切手です。
1971年 支笏洞爺・洞爺湖畔と羊蹄山 中京47年唐草機械印
1971年 支笏洞爺・洞爺湖畔と羊蹄山  中京47年唐草機械印 1971年12月6日発行 額面7円 発行枚数 27百万枚 未使用のカタログ評価は30円。 7円切手と15円のセットで発行されています。 現在の封書料金